対話主事通信「いろとりどり」2021.9月月号
朝の連続テレビ小説、しっかり視聴しています。現在放映されているのは「おかえりモネ」。宮城・気仙沼湾沖の島に生まれ育ち、登米で青春を過ごした永浦百音(通称モネ)が、天気予報を通じて人々の役に立ちたいと気象予報士を目指して上京。やがて故郷の島へ戻り、予報士としての能力を活かして地域に貢献する姿を描いていくようです。
気象予報士を目指すということで、天気に関する話題もいろいろな場面でちょくちょく取り上げられています。人々の生活と天気のかかわりについて改めて考えさせられ、自然や天気のことが何となく気になっている今日この頃です。人は昔から自然や天気と深くかかわって生きてきたものですが、最近はそういうものに直接触れなくても様々な機器からたくさんの情報が得られるようになってきました。だから大人も子供も自分の肌で自然や天気を感じることが少なくなってきたような気がします。ポピーっ子情報誌「PIKARI」7月号でも「天気」が取り上げられていました。そこで今回は、天気にかかわる話題を取り上げてみようと思います。
1・天気予報する生き物
生き物の様子から天気を予報することができます。ただし、当たらないこともあるので・・・要注意!
ヒント
・ 雨の前の湿気で〇〇のヒゲが重くなりそれが気になって顔をなでる。実は気圧の変化も感じているらしい。
・ 雨の前は空気中の水分が多くなりエサとなる虫が低いところを飛ぶ。そのエサを取るため〇〇〇も低く飛ぶ。
・ 晴れの日は高い高度でも雲ができにくい。だから、〇〇〇も飛びやすい。
・ 雨が近いと、卵が水につからないように、〇〇は巣から卵を運び出す。
2 ことわざ天気予報
天気は私たちの生活にいろいろと深く結びついています。今よりずっと自然と深くかかわって暮らしていた昔の人々は、どれだけ天気のことを気にしていたことでしょう。自分たちで風向きや雲の様子などをよく観察し、数多くの経験をもとに天気判断のこつを「ことわざ」にして語り伝えてきました。そのいくつかを紹介します。
夕焼けは晴れ
天気は西から東へと移っていく。夕焼けは西の方が晴れているので翌日は晴れることが多い。逆に「朝焼けは雨」。
けむりが東になびくと晴れ
風が西から吹いているときにけむりが東になびく。これは、晴れになりやすい高気圧が近づいていることを表している。逆に「けむりが西に流れると雨」。低気圧が近づいているときは東の風が吹くことが多い。
山が青く見えると晴れ
空気中の水分が少ないと山が青く見えるので晴れになりやすい。逆に水分が多いときは山が白く見え雨になりやすい。
飛行機雲が消えないで広がると雨、消える場合は晴れ
飛行機雲は、飛行機の排出ガスに含まれる水蒸気が上空で冷やされることで発生する。この飛行機雲がなかなか消えないときは上空の湿度が高い。空気が湿っていると、やがて雨になる可能性がある。
遠くの音が聞こえやすいと雨
音は湿度が高いと伝わりやすい性質がある。雨が降ると空気中の水蒸気が増えるため湿度も上昇する。そのため音が伝わりやすい日は雨が降りやすい。
今の日本では、気象庁が常時、気温や風や雲などの観測をしています。地上ではアメダスという気象観測システムや電波を使った気象レーダー、宇宙では気象衛星「ひまわり」を利用してさまざまな情報を集め、これからどのように天気が変わるかを予想し、発表しています。私たちはこれによって5分後の雨雲の様子から明日の天気、週間天気、長期予報まで知ることができます。
気象庁の天気予報は、私たちの生活にとって欠かせないものになっていますが、たまには親子で空をながめ、「明日は雨になるかな」などとお話ができたらいいですね。そのうち親子で天気図をながめ「等圧線の幅が狭いから強い風が吹くね」などと予想し合う親子になったりして!
全家研ポピー浜松支部 教育対話主事 鈴木育代
答え A 猫 B ツバメ C ヒバリ D アリ
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